メタバースはゲーム以外にも、ビジネスやコミュニケーションに役立つアプリ&サービスなど、様々な展開を見せています。本記事では初心者が試しやすいメタバースをカテゴリ別にランキング形式で紹介します。始め方が知りたい方は参考にしてみてください。
▼メタバースの基礎知識については、こちらの記事でも解説しています。あわせてご覧ください。
この記事でわかること
メタバースはオンラインゲーム以外に何ができる?
メタバースが急速に成長した理由は大きく3つあるといわれています。1つはFacebookの社名変更。2つ目はVRデバイスが購入しやすくなったこと、3つ目がNFT(非代替性トークン)によるビジネスチャンスです。
3DCG空間で遊びながら稼げると注目を集めた「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」もNFTを使用しています。これからの暮らしや仕事にも影響を与えるとされるメタバース。ゲーム以外にどのようなことができるのか解説します。
イベントの実施やショッピングが楽しめる
メタバースでは3DCG(3次元コンピューターグラフィックス)の仮想空間を使用してイベントを開催したり、バーチャル店舗でショッピングも楽しむことが可能です。
決済手段にはイーサリアム(ETH)などの仮想通貨(暗号資産)を使えることから、世界中の企業が新しい経済圏として注目しています。
ビジネスにおけるコミュニケーションの活性化
リモートワークなど新しい働き方も普及したものの、コミュニケーション不足などの新たな課題も出てきました。
メタバースなら仮想空間に作られた会議室にアバターで集合し、いつものように会議を行うことが可能です。会議以外に雑談や社内イベントにも活用できます。地域や場所を問わず、すぐに同じ空間に集まれるため、コミュニケーションの活性化につながります。
生活に欠かせないものとなる可能性があるメタバース。どのようなものがあるのか知りたい方は、下記関連記事や、本記事で紹介する様々なメタバースのなかから、関心のあるものを探してみてください。
▼メタバースでできることについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
▼メタバースの種類については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
メタバースはどうやってやるの? 始め方を解説
メタバースを利用する際、アプリやサービスによっては仮想通貨を使用します。どのように始めるのか、メタバースのやり方について解説します。
1|体験したいメタバースを選ぶ
メタバースにはオンラインゲームやライブイベント、ショッピングなどさまざまな種類があります。まずは目的に応じた体験したいメタバースを選びましょう。
ビジネスで使用したい方は、リモートワークに活用できるVR会議アプリがおすすめです。
2|メタバース内で利用する仮想通貨を確認
メタバース内ではアバターを使ってコミュニケーションをとります。アバターや3Dアイテムを購入するお金は仮想通貨を使います。体験するメタバースの決済手段を確認しておきましょう。
大手クレジットカード会社アメリカン・エキスプレスが、クレジットカード決済をメタバースで機能させるための計画を進めていることから、今後、仮装通貨以外の決済手段が増加する可能性も考えられます。
3|仮想通貨取引所で口座を開設する
メタバースの決済手段が仮想通貨の場合、仮想通貨取引所に口座を開設しなければなりません。仮想通貨取引所はいくつかあり、それぞれ取り扱っている仮想通貨や手数料が異なります。メタバースで利用する仮想通貨を扱っているか確認しましょう。
4|仮想通貨ウォレットも作成しておく
仮想通貨取引所で口座を開設したら、仮想通貨を預けておくための「仮想通貨ウォレット(仮想通貨販売所)」を作成します。基本的に仮想通貨取引所と仮想通貨ウォレットを別で作ると、資金の移動が必要になるため、管理がしやすいように取引所と販売所の両方を備えたところを選ぶのがポイントです。
▼メタバースの始め方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ビジネスにも役立つ! おすすめのVR会議アプリ5選
オンラインゲーム以外でメタバースを体験してみたい方に向けて、おすすめのメタバースを紹介します。ソーシャルVRやVR会議アプリなど、体験してみたいメタバースを探してみましょう。
1|Microsoft 「AltspaceVR」
「AltspaceVR」は2017年にMicrosoft(マイクロソフト)が買収したソーシャルVRサービスです。アバターは表情や手振りなど表情が豊かで、仮想空間なのにまるで対面しているような臨場感を味わえるのが特徴です。安心して遊べるように安全対策設定機能を備えています。初めて利用する方におすすめのサービスです。
仮想空間にはプライベートな空間を作成できるため、離れて過ごしている友人を招待してコミュニケーションを楽しめます。パソコンでも利用できるため、始めやすいのも魅力です。
利用料金 | 無料 |
対応デバイス | Oculus Rift CV1、HTC Vice、Oculus Quest、Windows Mixed Reality、パソコン(Windows) |
公式サイト | https://altvr.com/ |
2|VRChat Inc.「VRChat」
クリエイターが作ったワールドが満載のソーシャルVR。海外ユーザーが多い印象があるものの、日本人が多いワールドもあります。2022年2月24日に株式会社Gugenkaが法人向けサービスをリリースしたこともあり、今後は日本人向けのワールドやイベントの開催なども期待できます。
一定期間遊ぶことで、招待ユーザーのみ入れるオリジナルのマイワールドの作成が可能。日本語で発信されている「Made in Japanアセット」を使うのがおすすめです。ワールド用に設置できるギミックはクリエイターズマーケットの「BOOTH」などで購入できます。個性的なアバターモデルも購入可能です。
利用にはパソコン・VRデバイスが必須。パソコンは推奨スペックがあるので確認しておきましょう。
利用料金 | 無料(Meta Quest版) |
対応デバイス | パソコン(Windows)、Meta Quest 2、 |
公式サイト | https://hello.vrchat.com/ |
3|株式会社Synamon「NEUTRANS(ニュートランス)」
株式会社Synamon(シナモン)が運営するVRイノベーションタワー「NEUTRAN(ニュートランス)」は、オンライン上のサテライトオフィスとして活用できるVRサービスです。オフィスエリアでは実際にオフィスにいるように、音声チャットで話し合えるなど、リモートワークに必要な機能を備えています。
セミナーホールやプロモーションホール、トレーニングセンター、360°シアターなどの仮想空間を提供。VR以外にパソコンからでもアクセスできるため、ビジネス以外に教育・研修などに活用を検討されている法人におすすめです。パソナやKDDIなど国内大手企業も導入しており、公式WebサイトではビジネスにおけるVR活用事例も見られます。
利用料金 | 要問い合わせ |
対応デバイス | Oculus Rift / Rift S、Oculus Quest 、HTC VIVE / VIVE pro、Windows MR、パソコン(Windows 10)※スペック要確認、スマートフォン(※ストリーミング機能の視聴者側として使用可能) |
公式サイト | https://neutrans.space/ |
4|クラスター株式会社「cluster」
メタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」は、VR会議をはじめ、イベントやセミナーなどもビジネスに活用できる機能を備えています。ワールドには最大25人が入場可能。作成者が追加したメンバーのみ入れるため、会議や雑談など幅広い活用が可能です。イベントは開催方式によって異なるものの、最大500人まで参加できます。
スマートフォンやパソコン、VRデバイスで利用できるため、導入しやすいのがメリットです。「AVATAR MAKER(アバターメーカー)」でオリジナルアバターを作成できるので、好きな姿にカスタマイズして楽しみましょう。
「REALITY(リアリティ)」や「AVATARIUM(アバタリウム)」と連携することで使用しているアバターを「cluster」でも使えるようになります。
利用料金 | 個人(無料)、法人(要問い合わせ) |
対応デバイス | Windows、Mac、VRデバイス(StreamVRインストール済)、スマートフォン(iOS、Android)※各スペック要確認 |
公式サイト | https://cluster.mu/ |
5|Meta Inc.「Horizon Workrooms」
Meta Inc.が運営する「Horizon Workrooms」は、仮想空間を使用したVRワークスペース。自宅に居ながら、同じ空間にアバターで集まり、コミュニケーションをとることが可能です。
アバターは表現力が豊かで動きもリアルに反映されるため、その人らしさが感じられます。また、アバターの位置や距離によって聞こえる音量や位置が変化する空間オーディオにより、リアリティのある会話を楽しむことが可能です。
オフィスや自宅のパソコンを仮想空間上に反映できるため、仮想空間内でいつもと同じような業務をこなせるのも魅力。「Slack」や「Dropbox」など業務に必要なアプリやソフトウェアも利用できます。ホワイトボードで情報を共有したり、アイデアを書き出したりとリアルな会議に引けを取りません。
利用には「Meta Quest」のアカウント登録が必要です。リモートワークやテレワークなど新しい働き方に向けて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
利用料金 | 無料 |
対応デバイス | Quest 2、パソコン(ビデオ通話のみ) |
公式サイト | https://www.oculus.com/workrooms/ |
メタバースでビジネス! おすすめのバーチャルオフィス8選
メタバースをビジネスに活用することで、コミュニケーションの活性化や業務効率の向上が期待できます。リモートワークやテレワークに活用できるおすすめのバーチャルオフィスを8つ徹底解説します。
1|NeWork(ニュワーク)
「NeWork(ニュワーク)」はNTTコミュニケーションズが運営するオンラインワークスペース。リモートワークやテレワークなど、オフィスから離れた場所で働く社員のコミュニケーションに活用できます。
オンライン上のメンバーはアイコンで表示されており、同じ「ルームバブル」にいるメンバー同士で会話やビデオ通話が可能です。画面共有やテキストチャットなど、用途に合わせてコミュニケーションが取れます。
インストール不要で利用できるため、導入も簡単。料金プランでワークスペースの参加人数や利用できる機能に制限があります。まずは無料プランで体験してみてください。
機能 | ルーム通話・1on1通話、聞き耳、ルームメッセージ、ゲスト招待など |
料金プラン | Free:無料、Team50:月27,500円、Team100:月55,000円(税込) |
2|Remo(リモ)
「Remo(リモ)」はリモートワークや会議、イベントなどにおすすめのサービスです。オンライン上のメンバーはアイコンで表示されており、テーブルやフロアを自由に移動してコミュニケーションを図れます。
Webカメラを使用して画像と音声によるコミュニケーションがとれるため、リモートワークなど遠隔で業務を行っていてもリアルに近い交流が可能です。オンライン会議やワークショップ、教育研修など幅広く活用できます。15,000人以上の大規模オンラインイベントの開催も可能です。
機能 | 会話モード、オーディエンスリアクション、プライベートなテーブルでの会話、複数の同時画面共有など |
料金プラン | TEAM:$8,160、BUSINESS:$18,720、ENTERPRISE:要問い合わせ ※年額 ※Freeプランあり(機能の利用制限あり) |
3|mycrew(マイクルー)
オンラインオフィスサービスの「mycrew(マイクルー)」は直感的な操作で利用できるUIデザインが特徴です。顔を合わせてのWeb会議やチャットツール機能など、リモートワークやテレワークなどの社員同士のコミュニケーションに活用できる機能を備えています。
フルリモートワークの場合、社員の状況がわかりにくいという問題があります。しかし「mycrew」なら、ステータス機能で社員の様子を把握した上でコミュニケーションがとれます。
機能 | ステータス、ビデオ通話(音声・カメラ)、フロアボード機能(チャットスペース)、Voiceフロア |
料金プラン | スタートプラン:要問い合わせ・プラスプラン:要問い合わせ ※2週間の無料トライアルあり |
4|LIVEWORK(ライブワーク)
株式会社ライブリンクスが運営する「LIVEWORK(ライブワーク)」は、オフィスから離れていても一体感を得られるバーチャルオフィスツールです。働く仲間の顔や状況がわかるため、リモートワーク中の課題として多く上がるコミュニケーション不足による課題の解決に活用できます。
部署やチームごとに作成した仮想ルーム内でファイル送信など情報共有も可能です。リモートワークにあたり、Web会議システムやチャットツール、クラウドシステムなど複数のツールを使用しなくても「LIVE WORK」ひとつにまとめられます。無料トライアル期間も30日間と長く、じっくり検討できるのも魅力です。
機能 | ワーカービュー機能、インスタントトーク機能、画面共有機能、仮想ルーム機能、ファイル送信、プレゼンス機能、ステータス機能など |
料金プラン | ライトプラン:月2,500円、スタンダードプラン:月5,000円、プレミアムプラン:月10,000円(税別) |
5|roundz(ラウンズ)
ラウンズ株式会社が運営する「roundz(ラウンズ)」は、デスクトップの片隅に設置できるスリムなUIが特徴のバーチャルオフィスツールです。Webカメラを使用せず、音声のみのコミュニケーションが特徴。着ている服装や働く場所など、リモートワーク中に感じるちょっとしたストレスも「roundz」なら感じません。
状況を伝えられるステータス機能があるので、「ちょっといいですか」と気軽に話しかけることもできます。ビジネス向けのチャットツールから一歩踏み込んだコミュニケーションツールを検討したい方におすすめです。
機能 | ボイスチャット、画面共有、ステータス機能 |
料金プラン | Team:月5,500円(20名まで) Team:月22,000円(50名まで) Organization:月55,000円(150名まで) Enterprise:要問い合わせ(税込) |
6|Remotty(リモティ)
自宅にいても人を感じながら仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィスサービスです。一人ひとりのステータスを把握できるため、リモートワークでは難しい雑談や声かけなどがしやすいのが特徴。
顔が見えるため、その人がどのような様子で何をしているのかの把握に役立ちます。孤独を感じやすいリモートワーク中の社員のメンタルケアにもつながります。
機能 | ステータス・状況把握、テキストチャット、ボイスチャット、テレビ会議、グループチャット、入退室ログ、活動ログ、ツール連携など |
料金プラン | 要問い合わせ |
7|oVice(オヴィス)
oVice株式会社が運営するバーチャルオフィス。雑談機能やチャット機能、画面共有などコミュニケーション機能が充実しており、集中して作業に取り組みたいときに便利なサイレントルームの設定も可能です。
国内ではトヨタやパナソニックなどの国内大手企業も導入しておりオフィス業務やイベント、オンライン講座、イベントなど幅広いシーンに活用できます。全プランで機能制限がなく、初期費用もかかりません。導入サポートも無料です。価格を抑えて導入したい方におすすめです。
機能 | 雑談機能、メガフォン、画面共有、ミーティング(ビデオ通話)、YouTube動画の共有、メモ、スピーカー、会議室、チャット機能、ユーザーリスト、カレンダー、プロフィール設定、ミニマップなど |
料金プラン | Basic:月5,500円 Standard:月22,000円 Organization:月55,000円(税込) ※無料トライアル期間あり(14日間) |
8|FAMoffice(ファムオフィス)
富士ソフト株式会社が運営する「あつまる・つながる・ひろがるオフィス」をコンセプトに作られたバーチャルオフィス。ちょっとした雑談などができる気軽なコミュニケーションを意識して作られており、リアルに出社しているような感覚を得られます。
社員一人ひとりの状況が把握できるため、労務管理にも役立ちます。30日間の無料トライアル期間があり、導入サポート体制も整っているため、初めての方でも安心です。
機能 | 自席設定、席礼、アバター、ステータス、つぶやき、人を探す、ビデオ通話、ビデオ会議、画面共有、メモを残す、WEB連携、ポップアップ看板など |
料金プラン | 初期費用:10万円、月30,000円(1 ID/月300円)(税抜き) |
メタバースでショッピング! おすすめのマーケットプレイス5選
メタバースでは仮想空間に設置された店舗でショッピングを楽しめます。3DアイテムやNFTアートなどを購入できるおすすめのマーケットプレイスを5つ紹介します。
1|株式会社HIKKY「Vket Store」
2021年12月に開催された「バーチャルマーケット」の公式ECサイト「Vket Store」。VR空間で使える3Dアイテムを売買できます。キャラクターや装飾品、小道具、環境、ビジュアルエフェクト、オーディオ、ツール、書籍などのカテゴリーがあり、購入アイテムの一部はVRChatでも利用可能。決済方法はクレジットカードの利用が可能です。そのほかの決済方法も可能な場合があるため、公式サイトで詳細を確認しましょう。
2|株式会社Suishow「Meta Mart」
3Dアイテムを販売しているNFTマーケットプレイスです。取り扱っているNFTアイテムは、デザインデータにNFTを付与して唯一無二の価値をつけたもの。個性的なアバターや3Dアイテムが豊富です。購入したアイテムはVRChat、Clusterなどで利用できます。
アイテムの購入は仮想通貨「Polygon(MATIC)」の他、クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB)に対応しています。運営する株式会社Suishowはメタバース内のAmazonを目指すことを公言されていることから、今後、アイテム数の増加なども期待できます。
3|Vma plus株式会社「Vma dome」
サテライトメタバースとして、アバターを使った買い物やライブ配信を楽しめるメタバースです。販売できる商品は写真や動画に加えて、NFTマーケットプレイス「White Tiger(ホワイトタイガー)」との連携により、NFTの販売にも対応しています。
ショッピングモールのようにエリアごとに分けて貸し出しており、目的や用途に応じた使い方が可能です。音声通話による商談もできます。テキスト翻訳機能により海外の方ともコミュニケーションを楽しめます。
4|株式会社Gugenka「XMarket」
アニメ公式作品を中心としたXR(AR・VR)コンテンツを専門に扱うマーケットプレイスです。支払い方法はクレジットカードやd払いに対応しています。購入したアイテムはVRChatなどでアバターとして利用できるほか、アプリ「HoloModels」を使用してARで遊ぶことが可能です。
アバターを作成できるスマホアプリ「MakeAvatar」を使えば、VRchatで利用できるVR空間用のマイアバターを作れます。
5|GMOアダム株式会社「Adam byGMO」
NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」は、作曲家坂本龍一氏の「Merry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)」のNFTが出品されたことで注目を集めました。
NFT作品の売買以外にオークションも行っています。出品アイテムにはアートやイラスト、音楽、トレカ、コレクティブル、3D、写真やラジオ(音声)などがあります。漫画家の東村アキコ先生や小室哲哉氏など、著名人の作品も多く出品されているのが特徴です。購入したNFTはギャラリーとしてサイト内に展示をして楽しめます。
メタバースで不動産投資! 土地売買ができるおすすめのサービス2選
メタバース内で土地や建物などの不動産を売買して稼ぐことが可能です。認知度の高いおすすめのサービスを2つご紹介します。
1|Decentraland(ディセントラランド)
「Decentraland」は購入した土地で3Dコンテンツを制作可能です。そのため、好きな建築物を建てることができます。作成した3Dコンテンツは他のメタバースゲーム内で利用可能です。土地の購入以外に他のユーザーとゲームをしたり、仮想空間の探索を楽しめます。
購入に使用する仮想通貨「MANA」はコインチェックなど国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。しかし、国内外企業の参入など「Decentraland」へ関心を寄せている企業が増えているため今後は国内で利用しやすくなる可能性もあります。
2|The Sandbox(サンドボックス)
メタバース内の土地「LAND(ランド)」を売買できる人気NFTゲーム。ストーリーや目的はなく、プレイヤーはメタバース内で好きなように行動できるのが特徴です。購入した土地は実際の不動産と同じように賃貸や売買を行って収益を得られます。
使用できる仮想通貨「SAND(サンド)」は2022年5月24日にCoincheckで取り扱いを開始しました。国内大手企業の参入も増えていることから、今後もますます期待が高まるサービスです。
▼メタバースの土地売買については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
▼メタバースで使用するNFTについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
メタバースを始める前に本で学ぶのもおすすめ
メタバースは急速に成長したため、周囲に利用者がいないという方もいるでしょう。いきなり始めるのが不安な方はメタバースについて書かれた本を読んで、ある程度知識をつけておくのがおすすめです。
各メタバースに特化した内容の本があり、初心者向けのメタバース本もあります。仮想通貨の銘柄やNFTの仕組み、メタバースで資産を増やす方法など、目的に応じたものを選びましょう。
各メタバースを比較して始めやすいものを選ぼう
メタバースを始めようと思っていてもNFTや仮想通貨、ブロックチェーンなど専門用語が多く、すぐに始めるには不安がある方もいるかもしれません。
法律やルール整備が追いついていない現状もありますが、国内では大手企業と国が協力してガイドラインの設置に取り組むなど、ルールづくりが進んでいます。
本記事で紹介したメタバースで気になるものがあれば、まずは公式サイトでサービス内容を確認して自分の環境で始めやすいものを選んでみるとよいでしょう。知識をつけたい方はメタバース関連の書籍も参考にしてみてください。
Metaverse Mediaに関するお問い合わせはこちら