メタバース関連銘柄と呼ばれる仮想通貨があります。メタバース(仮想空間)を使ったNFTゲームなどで取引きに使用される仮想通貨のことです。しかし、メタバース関連銘柄についてはまだまだ認知度が高くなってはいない状況と言えるでしょう。この記事では、メタバース関連銘柄と呼ばれる仮想通貨について、おすすめ一覧を中心に解説します。
この記事でわかること
メタバースとメタバース関連銘柄
メタバースは仮想空間
メタバースとはメタ(meta)とユニバース(universe)の組み合わせによる造語です。超越を意味するメタと宇宙のユニバースで表現するこの言葉は、3D仮想空間を指します。インターネット空間における仮想世界の中で、人間は自分に見立てたアバターによって行動でき、さまざまな経済活動が可能です。メタバースを体験できる場としてはゲームが広く知られており、ニンテンドーの「あつまれ どうぶつの森」などが受けており有名になっています。
▼メタバースの基礎知識については、こちらの記事でも解説しています。あわせてご覧ください。
仮想空間には仮想通貨がマッチする
メタバースではビジネスが活発に行われることとなり、空間内には土地などの資産が生まれ、高値で売買されるアート作品も誕生しています。参加者はアバターを通じて経済活動を行いますが、現実世界における経済活動と同様に決済が必要です。アバターが買物をしたり、サービスの対価を支払ったりするための通貨が必要となりますが、仮想空間で使用する通貨には仮想通貨がマッチします。
メタバース関連銘柄と呼ばれる仮想通貨があり、ブロックチェーンとメタバースのマッチングの中で活用されています。
仮想通貨の定義と暗号資産
仮想通貨という言葉の定義は用いる人によって多少異なる部分もあるようです。公的な定義としては、日本では資金決済法の第2条第5項に規定があります。ただし、仮想通貨の呼称は2020年施行の改正法により「暗号資産」へと変更になりました。つまり、仮想通貨と呼ばれるものも暗号資産と呼ばれるものも、法的には同じものを指すことになります。暗号資産の法律上の定義をわかりやすく説明した日銀の資料によれば、暗号資産の定義は以下のとおりです。
“(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない”
引用:日本銀行 公表資料・広報活動「暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?」
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/
仮想通貨と暗号資産の法的な定義は同じでも、両者が異なる意味で用いられるケースもあります。たとえば、暗号資産は資産としてさまざまな使われ方がある一方、通貨としての機能はもたないとする考え方です。
株式にもメタバース関連銘柄がある
メタバースに力を入れている企業の株もメタバース関連銘柄
メタバース関連銘柄は仮想通貨だけに用いられる言葉ではありません。フェイスブック社(Facebook, Inc.)がメタ・プラットフォーム社(Meta Platforms, Inc.)に社名変更したことに象徴されるように、メタバースに注力する有力企業が増えています。それに伴い、メタバース関連商品やサービスを提供する企業も含め、当該各社の株式がメタバース関連銘柄として投資家に注目されている点も忘れてはならないでしょう。
2022年の6月現在で、その株式がメタバース関連銘柄と呼ばれたことがある企業には、大手電機メーカーのパナソニック株式会社やゲームの株式会社ネクソンがあります。また、会社概要の事業内容でメタバース事業をゲーム事業の次に掲載しているグリー株式会社、暗号資産事業を展開する子会社を持つ株式会社メルカリなども注目のメタバース関連銘柄です。
メタバース関連銘柄は株なのか仮想通貨なのかを意識する
仮想通貨との接点が少なかった人などはメタバース関連銘柄と聞くと株式を思い浮かべる可能性がある一方、仮想通貨に親しみを持つ人では株式を意識することなく仮想通貨を思い浮かべても不思議ありません。話が進めば、どちらの銘柄を指しているのかが判明することは間違いないでしょう。とは言うものの、最初からわかっていたほうが無駄がありません。念のため仮想通貨の銘柄なのか、株式の銘柄なのかを意識し確認する必要がありそうです。
仮想通貨とNFT
NFTは非代替性トークン
仮想通貨の話をするとき、密接な関係にあるNFTの話題が一緒になりやすいと言えます。NFTは非代替性トークンと呼ばれるもので、ブロックチェーン上で扱われている点は仮想通貨とは同じですが、仮想通貨が文字通り通貨の性質を持っているのに対し、NFTはそれ自体が通貨としての価値を有するわけではありません。NFTは財産価値を示すデジタルデータです。
非代替性とは?
非代替性とは、他をもって代替することができないモノであることを示しており、非代替性資産と言えば、他のモノで代替できない資産、固有の財産的価値のことを指します。民法でいう特定物と似た概念で、たとえば、「Aさんが書いたこの絵」は他に存在せず、代替できないため非代替性があるモノです。
一方、通貨は同じ価値を持つ通貨同士での代替・交換が可能です。たとえば、こっちの1万円札とあっちの1万円札のどちらを使っても1万円として通用します。同様に、Aさんが書いたこの絵そのものではなく、Aさんが書いたこの絵をデザインした印刷物であれば、印刷した枚数だけ代替可能です。
トークンとは?
トークンの定義については、専門家により細かい部分の説明に微妙な違いはあるようですが、概ね「暗号資産のうち、ビットコインやイーサリアムといったビッグネーム以外のモノ」を指していると言えます。別の表現をするなら、トークンはブロックチェーン上の暗号資産で発行者が存在するモノを指す点に注意が必要です。
NFTと仮想通貨は同じではないのか?
資金決済法の上では暗号資産は仮想通貨の改称後の呼び名であり、一般にも厳密な区別なく使われているようです。このように、仮想通貨と暗号資産が同じか似たような概念であるならば、暗号資産であるトークンとしてのNFTも仮想通貨の一種ではないかと考えることができるかもしれません。
しかし、NFTを仮想通貨の一種とみなすには無理があります。なぜなら、NFTは非代替性のトークンだからです。この非代替性が仮想通貨であることを否定しています。仮想通貨は「通貨」と呼ばれるように代替性を有したトークンであり、非代替性のトークンであるNFTは通貨になり得ません。
資産を証明する証書的なものと説明されることもあるNFTは、メタバースにおいて芸術作品やゲームアイテムなどに活用されます。そこでは仮想通貨で取引きされる対象のひとつです。
メタバース関連銘柄と相性のよいNFTゲーム
ブロックチェーン技術を活かしたオンラインゲーム
NFTゲームはその名のとおり、財産的価値を有した非代替性トークンであるNFTを作り、取引ができるオンラインゲームです。NFTゲームにはブロックチェーン技術が活かされています。従来のオンラインゲームと大きく異なる点が、ゲーム内で生まれたNFT(NFTによって価値を証明されるアイテム)に財産的な価値がある点です。保有するNFTの価値はゲームが終了しても消えることはありません。
ゲーム内で価値をもつ仮想通貨が現金に!
NFTゲーム内では仮想通貨が使用されており、財産的な価値があるNTFを作ったり取引きしたりすることで仮想通貨を稼ぐことができ、現金化できる点が魅力です。つまり、自分好みのキャラクターやアイテムを作ったり、ゲームのプレイで獲得したりした後に売却するだけの簡単さで儲けが生まれます。不正が起きにくいブロックチェーン技術を使っており、安心して遊んでいればお金になるのがNFTゲームの最大の特徴と言えるかもしれません。
NFTゲーム内で使用されている仮想通貨には、The Sandbox内の「SAND」やSorare内の「イーサリアム」といったように決まりがあります。NFTゲームには、始めから料金が必要なものと、登録すれば無料で始められるものがあるため、注意が必要です。
メタバースの主なNFTゲーム
ここではさまざまなカテゴリーの中から、主要なメタバースのNFTゲームを6つ紹介します。
・The Sandbox
The Sandboxは、The Sandboxメタバースの中で自分の土地であるLANDを購入して、さまざまな体験を構築して遊ぶイメージのNFTゲームです。LANDを他のプレイヤーに貸し出したり、LAND上にゲームを作ったりして収益を図れます。The Sandboxで使用される仮想通貨(トークン)はSANDで、総発行数が30億となっています。
・Axie Infinity
Axie Infinityは、猛獣と愛玩ペットが融合したようなAxiesと呼ばれるキャラクターを入手し、対戦するなどして収益を目指すNFTゲームです。長所と短所を持ったAxiesのチーム化で敵の制服を狙います。Axie Infinityで使用されるトークンは、Axie Infinity Shards(AXS)で、総供給が2億7,000万です。
・Crypto Spells
Crypto Spellsは、従来のカードゲームがNFTゲーム化して大きく進化したと言えるデジタル・トレーディング・カードゲームです。ゲームで入手できるカード発行権を使うことで、自分だけのカードを発行できます。NFTコンバーターを使えば、別のNFTゲームである「MyCryptoHeroes」とアイテムの相互利用が可能となる点が大きな特徴です。
・BombCrypto
BombCryptoは、爆弾バトルでモンスターを倒すゲーム性のようですが、実際には「放置系」NFTゲームとしての認知度が高いようです。放置系とは、何もしないでトークンを稼ぐ系のことで、BombCryptoでは一連の爆弾バトルが自動化されています。BombCryptoで使用するトークンはBCOINです。
・Decentraland
Decentralandは、既存施設の探索利用などでメタバースを楽しめるNFTゲームです。また、クリエイターとしてコンテンツ制作を行うことができます。使いやすいビルダーツールにより、初心者でも取り組むハードルが低く、ハイレベルなクリエイターでも満足できるツールの提供など、注目度の高いタイトルです。
・Pegaxy
Pegaxyは、神話の世界に出てきそうな天馬をロボットスタイルにしたペガ(馬)が特徴的なレーシングゲームです。シンプルにレースに参加して、上位3人に入ることでトークンVIS(Vigorus)を稼ぎます。レースの参加費用は要りませんが、ペガをマーケットプレイスで購入する費用が必要です。ペガを買わずにレンタルして手軽に遊ぶこともできます。また、レースだけでなく、育成を楽しむことも可能です。
仮想通貨の有力メタバース関連銘柄一覧はこれだ!
2022年6月時点でのおすすめメタバース関連銘柄一覧
ここでは、2022年6月時点でおすすめのメタバース関連仮想通貨の銘柄を一覧で紹介します。必ずしも価格ランキング上位の銘柄をおすすめしているわけではありません。各銘柄の調査時間には若干の差があります。
銘柄(ティッカーシンボル) | 価格 | 時価総額 |
Enjin Coin(ENJ) | 66.99円 | 59,952,446,897円 |
Decentraland(MANA) | 116.37円 | 215,489,211,810円 |
The Sandbox(SAND) | 151.30円 | 190,435,542,023円 |
Axie Infinity Shards(AXS) | 1,917.68円 | 157,785,079,597円 |
Theta Network(THETA) | 158.83円 | 157,866,089,259円 |
WAX(WAXP) | 12.36円 | 25,987,196,393円 |
Illuvium(ILV) | 16,991.55円 | 11,065,669,456円 |
Somnium Space Cubes(CUBE) | 194.07円 | 2,425,921,763円 |
Star Atlas(ATLAS) | 0.8239円 | 1,780,316,903円 |
Everdome(DOME) | 1.21円 | 25,929,595,140円 |
SushiSwap(SUSHI) | 132.70円 | 16,858,184,700円 |
Bloktopia(BLOK) | 0.4397円 | 3,666,339,124円 |
各銘柄の紹介
・Enjin Coin(ENJ)
Enjin Coin(ENJ)は2017年7月に発表され、2018年6月にローンチされたトークンです。エンジンプラットフォームで発行される基軸通貨としての役割を持っており、ゲームのアイテム売買に利用できます。プラットフォームでアイテムの作成が可能など、NFTゲームの広がりが加速すれば、高値が期待できそうです。
・Decentraland(MANA)
Decentralandは2017年にICO(新規仮想通貨公開)されました。MANAはイーサリアムブロックチェーンを使ったVR(バーチャルリアリティ)プラットフォームで使用するトークンです。NFTマーケットプレイスの利用で収益化できます。流動性が高いトークンとして、扱いやすさが魅力のひとつです。
・The Sandbox(SAND)
The Sandboxは2011年にスタートしており、すでに10年以上が経過しました。日本でもサンドボックスと言えば有名な部類で、そのトークンSANDはLANDの活用などゲーム内でNFT化したアイテムの売買に使用します。最大30億の供給が可能となっており、2021年3月時点で約1/4が供給されており、常に高い注目を集めているトークンです。
・Axie Infinity(AXS)
Axie Infinityはベトナム発のトレーディング&バトルゲームプラットフォームとして知られており、前述のとおり対戦などを行うことによって獲得されるのがAXSです。AXSはAxie Infinity Shardsの略で、Axieユニバースにおけるガバナンストークンとして活用されています。予定されている2026年の100%流通に向けて、さらなる注目を集めそうです。
・Theta Network(THETA)
Theta Networkはビデオストリーミング業界に新風を吹き込むネットワーク、プラットフォームを提供しており、費用対効果が高く効率的なビデオストリーミングを掲げています。THETAは他に2つあるトークンの中で、ガバナンストークンの位置を占める重要なトークンです。
・WAX(WAXP)
WAXはゲーム内のアイテムを売買するサイト「OPSkins」から生まれた、分散型台帳取引プラットフォームです。OPSkinsの運営母体により2017年にスタートしています。WAXPの価格は12.36円で、おすすめ12銘柄の中でも安い部類ですが、時価総額は約259億8,700万円でトップクラスです。今後も期待されるトークンだといえます。
・Illuvium(ILV)
Illuviumはイーサリアムブロックチェーン上に構築されています。2022年スタートの新しいオートバトラーゲームです。マーケットプレイスでの売買やプレイ報酬、試合への賭けといった稼ぎ方が用意されています。ILVはIlluviumのメイントークンです。これから歴史を作るSFアドベンチャーを楽しみながら、将来への期待を膨らませることができるでしょう。
・Somnium Space Cubes(CUBE)
Somnium Space Cubesはオープンでソーシャルで永続的なバーチャルリアリティの世界を作り上げ、体験できるゲーミングプラットフォームです。ビルダーで家を造ったり、伝説のディスコナイトやエレファントパーティーといったイベントに参加したりといった楽しみ方ができます。収益化など経済活動に使用するトークンがCUBEです。
・Star Atlas(ATLAS)
Star Atlasは2022年4月にスタートした真新しいメタバースのブロックチェーンゲームです。27世紀のテクノロジーを先取りし、宇宙を駆け巡り宇宙生活を体験できます。ATLASはゲーム内の経済活動全般に使用するネイティブトークンです。始まったばかりで期待を大きく集め始めているゲームであり、トークンだと言えるでしょう。Star Atlasには、ATLASとは別に、多機能ガバナンストークン「POLIS」が用意されています。
・Everdome(DOME)
Everdomeは超現実的メタバースといわれています。仮想空間でありながらリアルの世界を生きているようなUltra-HDによる体験をしたいなら、一度はプレイしたほうがよいでしょう。トークンDOMEは1.21円で時価総額はすでに259億2,900万円にも上っています。
・SushiSwap(SUSHI)
SushiSwapは2020年にローンチされたDEX(分散型取引所)です。SUSHIはSushiSwapのネイティブトークンとして発行されています。SushiSwapでは通貨の貸し出しもできるなど、利用可能なサービスの幅が広がっており、今後に期待がもてるDEXでありトークンです。
・Bloktopia(BLOK)
Bloktopiaは、21階建ての分散型仮想現実の高層ビルをメインの舞台とする分散型メタバースです。Bloktopiaのプラットフォーム上では、不動産収益を得たりゲームで遊んだり、暗号化について学習したりと、さまざまな活動を行います。そこで使用されるのがトークンBLOKです。盛りだくさんな特徴がおすすめポイントと言えます。
メタバース関連銘柄は投資対象として有望か?
これから伸びる分野
メタバースはこれからどんどん伸びる状況にある分野です。2021年と比べても、ゲームなど新しいプラットフォームのプロジェクトが立ち上がり、新規トークンもその価値を高めるといった環境が整いつつあると言えるでしょう。必然的に、メタバース関連銘柄への市場の投資意欲は強いといって差し支えない現状です。同時に、まだ新しい分野だけに様子見をしている企業や人も多く、GOサインが出たときの爆発力に期待がもてます。取引きもスマホのアプリが開発されるなど簡単です。
有力企業の動向次第で大きく育つ
様子見と言えば、メタバースへの取り組みを積極的に行っている有力企業は現在のところ多くはありません。名の知れた有力企業がメタバースのさまざまな分野における事業展開に乗り出し、多くの種類の取り組みを強化し続ければ、思っている以上に大きく育つ可能性があります。そのときは株式のメタバース関連銘柄も同時に値を上げる可能性が大きくなるでしょう。
メタバース関連銘柄への投資における注意点
メタバース関連銘柄の仮想通貨はあくまでも仮想の存在であり、NFTゲーム内のアイテムなど価値についての共通認識がある場で資産となるものです。当該メタバースやNFTアイテムに興味のない人にとっては価値のあるモノとは言えない面があります。
ここが日本円や米ドルのような実体を持つ法定通貨とは異なる大きなデメリットです。この点で、同じようにメタバース関連銘柄と呼ばれているものの、実体経済を担う企業の価値を反映した企業の株式とは異なります。投資対象は感覚的な予想よりもしっかりとした予測に基づいて選びましょう。
仮想通貨のメタバース関連銘柄を買う場所と選び方
国内大手取引所で買う
メタバース関連銘柄の仮想通貨を買うなら、国内大手の仮想通貨取引所が安心です。CoincheckやGMOコイン、DMM Bitcoinは仮想通貨の国内大手取引所と呼ばれています。取引所としての実績もあり、安心感で他の取引所をリードしている点は間違いないでしょう。公式サイトで手数料の比較も忘れずに。
コインチェック株式会社は2012年8月に設立されており、2022年で営業年数は10年に、資本金は3億8,500万円で、従業員数は2022年3月末現在で212名となっています。
GMOコイン株式会社の設立は2016年10月、準備金を含む資本金が37億5,800万円でGMOインターネット株式会社のグループ会社です。
株式会社DMM Bitcoinは2016年11月の設立で、資本金は28億7,000万円。DMMグループの企業です。
海外取引所で買う
国内の言い手取引所で買うのが安全で安心だとわかっていても、現実には国内での取り扱いがなく、海外の取引所でしか販売していない仮想通貨が多い状況です。もちろん、どこかにもよりますが、一般的には海外の取引所で買う方法でも現地へ出向く必要はありません。
ただし、国内の取引所で口座を開設しビットコインなどを購入したうえで、現地の取引所へ送金して買うといった手間がかかります。もっとも、ワンクッションとして国内取引所を使う手間さえ惜しまなければ、そこまで難しい話ではないでしょう。言葉が不安な場合は日本語が通じる取引所もあるようです。まとめサイトなども利用しながら探してみましょう。
メタバース関連銘柄はこう選ぶ
・当該メタバースが有望に見えるか
まず、市場規模などの客観的な指標を探してみます。他人に説明できるレベルで客観的なプラスポイントがあれば有望の部類です。そのうえで、自分から見て魅力的な内容かどうか、利用したいと思えるかを判断しましょう。自分にメリットがなくても将来性がある有望な銘柄の可能性はありますが、より確実な選択をするためには、軽視できない視点です。
・人気を調べる
それぞれの銘柄の価格は重要な人気の指標となります。ただし、注目すべきは単なる価格ではなく時価総額です。また、検索数の多い銘柄も注目を集めている人気銘柄だと言えるでしょう。これらの銘柄は有力と判断できます。また、評判も徹底的にチェックしましょう。
・他の仮想通貨との差別化
当該銘柄ならではのセールスポイントがあればプラスです。たとえば、大手企業が手を組んだり、新規であればいままでになかった分野を開拓したり、ユーザーニーズを反映したりといった情報は注目に値します。
メタバース関連銘柄の仮想通貨への投資は余裕をもって行おう
メタバース関連銘柄の仮想通貨への投資を思いたったとき、すぐにどれかを買うというスタイルはおすすめできません。入念な下調べをしていたなら別ですが、思い付きのようなカタチでの購入は失敗につながりかねません。
また、投資には適したタイミングがあるのも事実です。時期を逃してしまうと思ったような結果が出ないこともあります。だからこそ、「ここぞ」というときに買えるように準備だけでなく資金にも心にも余裕をもって行いたいものです。
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